ダイエットは減量にあらず

長いこと、「ダイエット」というのは体重を減らすこと、またはそのための各種の努力を意味する言葉だと思っていた。昨年9月2日の記事(「ダイエットを始めた理由」)でもその意味で使っている。

が、調べてみると「体調維持のための食事制限。規定食。多く、太り過ぎを防ぐために低カロリーの食品をとることをいう」(岩波国語辞典第六版)。ぎょっとなって、英語の辞書で diet を引いてみると、動詞で「食事制限をする、規定食を取る」、名詞で「食べ物、食事、日常の飲食物/食生活、食習慣/食事療法、治療食、規定食、節食」(SPACE ALK)とある。ついでに英英辞典では「a regimen of eating and drinking sparingly so as to reduce one's weight」(Webster)などとある。

肥満を防ぐためには食事に気をつけることと、運動をすること、生活習慣の見直しなどいろいろ方法があって、ダイエットというのはそれらをすべて含めた言葉だと思っていたのだが、食事に関することしか含まれていないのだった。そのため、このカテゴリーも当初は [diet] にしていたのだが、急遽、[weight control] に変更した次第である。

しかし、世の中のダイエットに関するホームページを見てみると、やせる意味で使っていて、一日一万歩歩くとかダイエット体操とかの記事を載せているところが多い。今「ダイエット」で検索して出て来るサイトを上から順に見てみたが、すべてそうだった。そのうちこの誤用が辞書に採用されるようになるのではないか。